仕手株の見分け方

株の取引とは

銀行の金利が非常に低い現在、何か有利な財テクはないかということで、株の取引についても興味を持つ人が改めて増加しているようです。


株の取引といえば何か博打的なハイリスクのイメージを持たれる場合もあるようですが、資産運用のひとつとしては王道でもあり、その基本的な仕組みについては知っていても損はないはずです。


株取引で破産にまで追い込まれている人もしばしば見受けられるのですが、ある意味、株についてよく知らないまま、ただ一攫千金を狙った無計画な投資であることが多く、計画的に取り組めば立派な資産運用になるのです。


従って、生活費までをつぎ込んだり、お金を借りてまでするのはお勧めできません。


さて株の原理ですが、株は株式会社が発行している株券であることは皆さんご存じだと思います。株は会社の運用資金となり、事業の成功で利益が出ることによって出資額にプラスアルファが付きます。これが出資者の利益となるわけです。


業績が急成長した会社なら、500円だった株が2倍にも3倍にもなることも珍しくありません。これが株取引の魅力ですが、反面、銀行預金と異なるのはそのリスク性で、もしも出資した会社が倒産してしまうようなことがあれば、出資金も返ってきません。


まさにハイリスク、ハイリターンともいえるのですが、堅実な大手株を保有し、毎年配当を受けることを中心に考えれば、さほどハイリスクでもありません。又、どの株が上がっていくのかを調べて、推理するのも案外楽しいものです。